2022年1月7日金曜日

アダムとエバとイエス様

 アダムが失敗したために、代わりに送られたイエス様は第二アダムです。
聖書でも、イエス様のことを後のアダムと言いました。
先祖を失ってしまったので、真の先祖を復帰しなければなりません。
(真の父母経42ページ)

堕落していないアダムとエバは、人類の真の先祖です。
真の父と母です。体をまとった人類の真の父母です。
そのアダムとエバが堕落したため、人類がサタンの子孫になったのです。
アダムとエバが堕落せずに、本然の神様の心情に通じて、神様が喜ばれる中で、善男善女として成婚式を執り行い、人類の真の父母になったとすれば、万物はアダム、エバと和動しながら、喜んでその過程に必要とされるものになったでしょう。
(同25ページ)


アダムとエバを失ってしまったということは、アダムとエバの一族を失ってしまったことになるのです。
その一族が拡大されて民族になり、一つの国家を形成し、一つの世界に拡大されていたはずなのですが、すべて失ってしまったというのです。
ですから、アダムとエバを失ってしまうことによって、天の国の王権を中心としたその王国を失ってしまい、天の国の民族を失ってしまい、天の国の氏族を失ってしまい、天の国の家庭を失ってしまったのです。
堕落しなかったならば、アダムとエバは真の愛による理想的な真の夫婦になり、さらには真の父母となって、その子孫と全人類の真の先祖になったでしょう。
(同26ページ)

イエス様は、堕落していない真の父母でした。
真の父母の使命を持ってきました。
人間の先祖、アダムとエバは、堕落することによって堕落の血統をつくってしまいました。彼らは神様が望む本然の理想世界、堕落していない世界で、神様と一体になって神様の直系の血統を受けた息子、娘を生むべき真の父母になることができず、サタンと因縁を結び、死んだ子を生んだサタンの頭になったのです。
したがって、今日、人類はすべて、偽りの父母に出会いました。
ですから、偽りの父母の血統を否定して、真の父母に出会わなければなりません。
(天聖経173ページ)


イエス様は、「私は神様のひとり子だ」と言いました。
ひとり子に必要なのは、ひとり娘です。
イエス様がこの地上で世界を救うために出発しようとすれば、一人ではできません。
家庭の土台を整えなければなりません。

ひとり子だと主張したイエス様の目的は、世界を統一して号令することです。
それをする前に家庭をつくらなければならないのです。
・・・・(中略)・・・・
一つのモデル家庭が出てこなければならないのです。
(真の父母経36ページ)


ユダヤ教とイスラエル民族が責任を果たせなかったので、イエス様は「再び来る!」と言われました。
神様は四千年ぶりにひとり子を探して立てましたが、ひとり娘は探し立てられなかったのです。
神様がアダムとエバを創造したように、ひとり子がいれば、ひとり娘もいなければなりません。
イエス様と聖霊の摂理が、正にそれです。
(同33ページ)


イエス様は、イスラエルの国を中心として、世界を平和の王国にするためにこの地に来られましたが、いくら彼に能力があり、実権があってそれを成し遂げると考えたとしても、家庭を築くことが出来なければ失敗するのです。
世界は、家庭が集まってできるのです。
この家庭は、心と体が闘う人たちでは築けません。
いくら絶対的な権威をもって死の峠が迫ってくるとしても、天道を捨てる人になるならば、神様が願われる家庭を築くことはできないのです。
心と体が一つになったひとり子が、心と体が一つになったひとり娘を迎えて家庭を築くのです。
家庭をつくるまでは、世界を復帰したとしても、それをまた失うようになります。
家庭は血統が連結されたものです。
民族全体が血統で連結されれば、同族になるのです。
(同34ページ)


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