2024年4月3日水曜日

祝福

 私が主導してきた祝福結婚運動は、単純な結婚儀式ではなく、原罪を清算し、本然の真の血統によって天に接ぎ木する神聖な行事なのです。真の家庭は、真の愛、真の生命、真の血統の根源です。本然の真の理想家庭を通して、真の国、真の世界、真の天国が建設されます。(平和経1590ページ)

真の父母が世界的に展開してきている国際祝福結婚は、単なる一教団の結婚儀式ではありません。神様の愛の伝統を立てる救国、救世の運動です。青少年たちには、婚前純潔運動を実施します。そして、成人たちには、神様の真の愛を中心に、夫婦間の絶対信義と貞節の誓約のもと、祝福結婚をするように導く運動をします。真の愛の家庭を通して家庭の崩壊を防ぎ、国と世界に平和の礎石を据えるのです。
特に、政治的、歴史的に不和で怨讐関係にあった国家間の人々が、その高い塀を越えて、姻戚関係、真の愛の関係を結ぶようになるため、平和の範囲は、国家を越え、人種を飛び越えることになります。真の平和に向かう高次元の公式は、不和と怨讐関係である家門、さらには怨讐国家の子女たち同士が交差結婚祝福をして、天地が願う、真の愛を中心とする真の家庭完成の祝福圏を成立させることです。怨讐同士が交差結婚をしてこそ、平和の出発が始まります。家庭でもそうであり、国同士でもそうであり、思想同士でも、そのようにしなければなりません。そうすれば、思想界を越えて、思想界以上の幸福と平和の世界になります。ここから、神さまと人間が願う永遠の平和世界が出発するのです。(真の父母経107ページ)

天運は、世界が一つの垣根となり、人類が一つの地球家族になることを求めています。科学技術の驚くべき発達は、情報、通信、交通の革命により、人類全体を一本のひもで束ねつつあります。ですから、超国家的な協力を必要としており、一つしかない地球を保存するためにも、国際的に共同歩調を取ることが求められるようになりました。しかし、何によって人間の利己的で自己本的な考えを変えさせ、自国の利益中心の国家競争を根本的に解決するのでしょうか。
各自が、自分自身の始原であり、根である神様に対する根本的な自覚と、天理に従うところからその答えを探し出さなければなりません。神様の真の愛、すなわち、与えてもまた与えたいと思い、与えても記憶しない、そして、対象を自分よりもさらに愛する真の愛を中心としてのみ、答えが出てくるのです。全人類は、唯一なる真の父母のもと、同じ兄弟であるという自覚をもつとき、答えが出てきます。神様と真の父母のもと、人類が一つの大家族を築き、互いにために生きて和合するとき、すべての問題が解けます。
私は生涯を通して、真の愛の道理を教育し、実践してきました。ために生き、与えながら世界的な基盤を築いてきました。世界の各国でために生きながら、利他的な実践生活をする若ものたちを養成して来ました。それだけでなく、超国家・超人種・超宗教的な真の愛の理想家庭を築く、国際祝福結婚の行事を主導してきました。これは、人類文化歴史を変える行事です。真の愛によって国境を崩し、人種の壁を貫いて憎悪と闘争を克服して、互いにために生きる理想家庭が誕生することにより、新しい文化世界が形成されつつあります。(真の父母経303ページ)

交差結婚は、韓国と日本から始めました。日本と韓国は怨讐関係でした。交差結婚のような血統を混ぜることは死んでもできないことを、韓国人は歴史的によく知っています。国家を超越し、大陸を超越して交差結婚をすることにより、血統水平圏をつくることができます。それは誰も変えられないので、超国家的になるのです。そのようになれば、国家間で国境撤廃運動が起こるようになります。民族の統合によって国境撤廃をすることにより、新しい文化交流時代が来るのです。そのように交流することによって、統一を成し遂げます。それは、真の父母と天を中心とした文化を中心として、決着をつけるためのものです。(真の父母経304ページ)

祝福という言葉は、統一教会から始まったのではありません。この言葉は、今まで神様が復帰摂理をしてきながら心の中に抱き、これが実践されることを願いながら歩んできたのです。神様がエデンの園でアダムとエバを創造し、彼らを祝福してあげ、そのみ旨が成し遂げられることを願われたのも、やはり同様でした。その祝福をまだ誰も実践できていません。このように、神様はやるせない立場で、祝福が実践されることを願いの中の願いとして待ち望みながら、いままで歴史過程を経て来られたのです。(天聖経441ページ)
一番幸福なのは、純潔な女性と男性が、神様の喜ぶ場で、天上のみ旨に従って礼式(結婚式)を挙げることです。
そのような人は、天地の幸運児です。天下の人生行路と万事において、成功した人です。(真の父母経309ページ)

堕落人間の血統を清め、真の家庭を立てて平和王国を実現する最高最善の方法は、交叉祝福結婚しかありません。
和解と平和も血統を通して訪れるのです。
黒人と白人、東洋と西洋、仏教とキリスト教、ユダヤ教徒とイスラームが、お互いに交叉し、交体しながら、真の父母様が立てた祝福結婚の伝統を受け継いでいくならば、この世界は自動的に神様の祖国と本郷を探し立てる一つの家族圏になるのです。
「神様のもとの一つの家族」の理想天国が実現されるのです。
銃と大砲を溶かしてすきをつくり、鎌を作る新しい平和の世の中が開かれるというのです。
(平和経1606ページ)

人を見ると、下がっていく運勢にある人がいて、上がっていく運勢にある人がいます。結婚を誤ると死んだり滅んだりするという話は本当です。男性と女性が二人とも上がっていく運勢であれば、吹き飛んでしまいます。逆に、下がっていく運勢同士で合わされば、短命になります。その子女も長生きできません。それを調整しなければなりません。
カップルを結んであげる時、高くなる基準を持つ人は低くなる基準を持つ人と結んであげます。そうしてこそバランスが取れるのであって、二人とも高くなる場合は吹き飛んでしまいます。ですから、結婚、愛の道が恐ろしいのです。
運命をどのように調整するかによって、一生の問題が潰れたり、楕円形になったり、水平になってなくなったり、丸くなったりもします。丸くなってこそ長続きするのです。(真の父母経314ページ)

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